プレシデンテ春香のトロピコ建国日記第31回

第30回→http://d.hatena.ne.jp/JosephP/20120923

第32回→http://d.hatena.ne.jp/JosephP/20130228
 
 まず冒頭、スタジオでカメラが立体的に回り込みますが、あれはポリゴンとかたいそうなものではなく、Aviutlのカメラ制御でやっています。

 床と背景と、ののワさんの乗ってるテーブルを組み合わせただけのひな壇みたいなものなので、「3D」と言うほどのものではないかも知れません。
 
 ……しかし、ののワさんと小鳥さんが水着を「交換」する、という話に、「サイズが合わないだろ」ってつっこむ人が一人もいないという驚愕の事態。
 まあ、ののワさん、このシリーズでも、ちょくちょく巨大化したり空を飛んだりしてるのでね……。
 
 小鳥さんが喪服(のようなもの)を着てる時にも、ののワさんは体がモノクロになってリボンは元のままという謎の現象が起きてますし。
(でも誰もつっこまないよ!)

 
 でも、開票結果の発表の時、小鳥さんとののワさんは2人とも水着を着てます。2人が着てるのは本当はそれぞれ別の水着なのですよ。もちろん。

 
 大聖堂、半年くらいで建つとは思いませんでした……。
 このシリーズは、建設速度が速くないと動画的に面白くないと言うこともあり、建築事務所がおそろしく多いわけですが……。
 萩原組の本気か……。
 
 ただ、支持率の変動については、大聖堂ばかりではなく、賃金引き上げなどが少しずつ効いてきた、ということが大きいのだと思います。
 やはり、選挙の本当に直前に何かをやっても効果は薄いのですかね。
 
 ヨーゼフが「働けば自由になれる」と言う時、「け」の字が一部裏返りますが、あれは、アウシュヴィッツ収容所入り口の入り口に掲げられた「ARBEIT MACHT FREI」の「B」の字が裏返っている、という話にちなんでいます。(画面にも映ります)

 
Wikipediaによれば、これは
>「B」の文字が逆さまに見えることについて、SSの欺瞞(ぎまん)に対する作者(被収容者)のささやかな抵抗と考えられている。
 のだそうです。(http://goo.gl/uXam
 文字を半分だけ裏返すのちょっと面倒だったんですが、誰も指摘してくれなくてちょっと寂しい。
 
 それはさておき、BGMの話。
 
 夜会話(笑)で流れるのは、ご指摘の通り「エビータ」の「アルゼンチンよ泣かないで」です。

 ……曲だけで何のヒントもないのによくわかるなあ……。
 
 Jaime(読みは「ハイメ」)連隊長の退任式で最初にかかっているのは「Landgraf Marsch」……ドイツの行進曲だそうなんですが、なんでもチリ陸軍でも使われているそうなので。

(写真はチリ陸軍だそうです。ヘルメットとかドイツ軍そっくりですけど)
 
 そして、後半にかかるのは「ベンセレーモス」。

 
 このシリーズを作り始めて、視聴者の方々のコメントから色々なことを勉強させてもらいました。
 この曲も、実はコメントで曲名を指摘されて初めて調べ、とても心に残った曲です。(前にも書きましたか)
 
 なにぶん、チリにおける社会主義の革命歌ですから、もちろん反体制の歌なんですが、同時に
「祖国を裏切るより、我らは死を選ぶ!」
 という、いたく愛国的な歌でもあります。
 
 ピノチェト政権のように、政府が本当に国家や国民に害をなしている時、革命運動・反体制運動は愛国心と矛盾するものではない……ということでしょうか。
 
 また、革命歌って、なんとも軍歌っぽい勇ましい歌も多い印象なんですが(暴力革命を志向するならそうなりますわなあ)、「ベンセレーモス」の曲は軽快です。
 
 で、歌詞はというと、
「祖国の労働者よ、祖国の婦人もまた……学生よ、農民よ、我ら共に進もう!
 血塗られた祖国を慈しみ、守り……銃剣を前にして我らは胸を張る!」

 という、軍歌というより……なんか非暴力的な悲壮さが。死ぬぞ。
 
 ……そして、この時、銃剣を持つ側であったJaime氏もまた、ずいぶんこたえるものがあったろうな、という。
 
 Jaime氏退任式の話はずいぶん引っ張ってしまいましたが、まあ、ここで出せたのは結果的に良かったかな、と。
 
 しかし白状しますが、これはそれなりに以前から考えていた話ではあるものの、最初から考えていたわけではなくてですね……。
 
 ゲーム「トロピコ」の軍隊は(Jaime氏が言うとおり)自国民を相手に戦う軍隊です。
 しかしそれを765プロのアイドルに担当させるとなんとも嫌な話になりそうで……。
 作中のトロピコ軍が主としてUMAを相手にしていたのは、その辺りの折り合いを付けるべく考えた設定でした。
(Jaime氏が初登場したのは番外編ですけど、そっちでは、「軍が解体された」ことを理由にトロピコを出て行ってしまうんですから、今回の話とは明らかに何か違う人です……)
 
 で、その設定が、シリーズを作ってるうちに今回のような話にまとまっていったわけで。
 それがいつ頃だったかはもう覚えていませんが。
 ……ティラノを倒した時点ではもう決まってたんですけどね。
 ティラノサウルスは明らかに「人型」ではないよね−、矛盾するよね−、とは思ったんですが、まあ……おもしろそうだったので……。
 
 ……という、たいへん行き当たりばったりなやり方で話を作って参りました。
 
 あと、今回、春香が「落選したら765プロのみんなもこの国を出なきゃならない」って悩んでましたけど、その割にあずささんとか対立候補を擁立してたよね? とか。
 
 そういうところツッコミ始めるときりがないと思うんですが、温かい目で見守ってくださると幸いです。
 なんというか、ずっと先のことまで考えて、伏線を張り巡らして長編を作れる人ってすごいと思います。本当に。
 

特別編「765プロという物語」

 今更のように26話の感想を。
 
 カラオケは……良かったですよ! 千早が!
 千早のめんどくささが余すところなく!
 めんどくさくない千早なんて千早じゃないよ!(誉めてます)
 
 一緒にカラオケに行きたいとは微塵も思わないけど!
(だってきっと駄目出しとかしますよあの子)
 
 そして思うに、アイマススタッフってやっぱり相当ニコニコをチェックしてるよな、と。
 アニマスでも、ニコマスからの逆輸入ネタがかなりあったし。
 
 しかし、その力量差ではもう全くかなわないなあ……とつくづく思います。
 
 個人的に打ちのめされたのは、「水瀬家へようこそ」です。
 
 もう、お話としてはベタですよ、超ベタ。
 
 だって、やよいが伊織の家に泊まるでしょ?

「お姫様みたいだね!」「夢みたい!」
 って感嘆するやよい

と、
「私にとっては普通だけど……」
 って言う伊織

でしょ?
 
 ところが、最初は楽しげだったのに、夜眠る段になって急に心細くなるやよい

でしょ?
 
 絶対誰か作ってるよこの話!
(私は、あいうえおPの「【ウソm@s】アンアンアンとっても大好きプロデューサー #01」

 を思い出したんですけど、でも全く同じ筋書きの話があっても驚きませんよ)
 
 しかし、このクオリティたるや……。
 
 ベッドに入ったやよいが弟たちの名前を呼び始めるまで、寂しさが募ってくるシーン、やよいは一言もしゃべらないんです。
 最初と同様、廊下に並ぶ甲冑(でも実はちょっとデザイン違うし場所も違うっぽいんですよね。どんだけ数があるんだ水瀬家)が映る……つまり、明るい中で見るのと同じ部屋が、夜は違って見えてくる、という表現。



 やよいはしゃべらないし、写ってるのはさっきと同じ光景なのに、やよいの内心が視聴者にはひしひしと伝わってくる……。
 
 ベタな筋書きだけに、それをきっちり描ききるプロの技が見えました。
 最後のやりとりも、アニマス本編を見ていると味わい深い……。

 
 そして、あのエピソードはわずか90秒しかないんです。
 
 ニコマスで、90秒で何ができるか……と思うと。
 私、以前「超ノベマス」に参加しようとしたものの、どうやっても規定の5分の枠に収まらず、あきらめて完成させたら13分強(795秒)の動画になってしまい、実は内心
「ノベマスで5分なんて短すぎるだろ……。半ば余興扱いとは言え、企画に問題があるんじゃね?」
 と思っていたんですが……。

ステマ!)
 
 しかし、アニマス視点で見れば、5分あれば「水瀬家へようこそ」クラスのエピソードを3本入れた上に、オープニングとエンディングを15秒ずつつけられる……むしろ
「5分なんて長すぎる」
 の世界だったという……!
 
 神がかっている。
 
 それから、ちょっと考えさせられたのが、劇中劇である、あずささん主演映画「隣に…」。
 
 やはり「3A07」と比べてしまいました。

 
 もちろん、背景が似てるのは当然です。
「隣に…」の歌詞を元に話を作ったら、この坂道を登っても遠い彼方へ旅立ったあなたがそばにいない話になるのは当たり前です。
 
 しかし、両者はシチュエーションは似ていますが、結末が(おそらく)異なります。
「3A07」では、故人の遺志を継いで将来を選ぶ、という選択をするのに対して、アニマス公式は、故人への想いは想いとして、あずささんは新しい道を選ぶ……という物語にしたわけです。
「私、結婚します」と。
 髪も切って。
 
めぞん一刻」の響子さんですよね。
 惣一郎さんのことを忘れるわけではないけれど……という。
 
 いつまでも思い続けて欲しい、というのは、プロデューサー側の気持ちとして当然だけれど、でも響子さんは惣一郎さんに……死者に殉じてはいけない。
 
 これは、千早と弟の物語の変奏でもあると想います。
 アニマスは、
「優は私の歌が好きだったから、私は歌い続けなければならない」
 という千早に、
「弟さんは千早ちゃんの歌が好きだったんじゃない、千早ちゃんの笑顔が好きだったんだ」
「弟のために歌うのではなく、自分のため、今の仲間のために歌おう」
 という道を示したわけです。
 
 死者のことを忘れなくてもいい。でも、ひきずってはいけない。
 今いる仲間とともに、未来へ向けて歩もう……。
 
 ほんのちょっとしか見えない劇中劇ではありますが、そういうテーマが垣間見えて、すごく印象的でした。
(もちろん、「3A07」をけなすつもりはないです。あれはもうニコマスの最高傑作の一つだと思います。見た時「あれ?なんで声が入ってないんだろ?」って不自然に思ったくらい)
 
 ……で、その一方で、「劇場版第二弾」は、ばたばたアイドルが死ぬ話なんですけど。
 やあ、アイドルがヤクザ……というかチンピラ、みたいな話はやっぱり見たことがある気がしますけど(ここでリンクを張りたいんですが、誰の作品だったか忘れてしまいました。ご存じの方教えてください)、あんなに死んではなかった気が。

 これでした。公開当初釣られて見た。
 
 あと、通りすがりさんから紹介された動画も張っておきます。

 こっちはガンアクションですよ(一部ガンじゃないけど)。
 
 ニコマスでアイドルを死なせると賛否両論で大変なんですが……劇中劇だと思ってやりすぎくらいにやってくれるな……。
 まあ、よく考えると「キサラギ」だって、まともに作ったら何人か死にそうな気がしますけども。
 
 ともあれ、もう……すごいな、としか言いようのない、濃い内容でした。

映画「アイアン・スカイ」感想。

アイアン・スカイ」、面白かったですよー。
 
 とりあえずBGMは「ラインの守り」。

 ご起立、ご敬礼ください。
 
 ただ、面白かったとはいえ、もちろん万人にお勧めできる映画ではないです。
 
 ……いやそんなの一目瞭然のようですけども、一応。
 
 実は劇場内でカップル比率が思いの外高くてですね。(壮年のご夫婦もいた)
 一体なぜこの映画をチョイスしたのか……というか、みな一様に彼女さんの顔が不機嫌(上映前から!)なのが印象的でした(実話)。
 
 しかし若い女性3人組とかいたので世の中よくわかりません。
 
 政治ネタは割と満載でした。
 
 冒頭4分はネットでも見られますのでその範囲からご紹介しますと……。

http://www.youtube.com/watch?v=uX2cS8wvQHI
 
 冒頭、月を目指すアメリカの宇宙船。

(この時点で、宇宙なのに盛大にエンジン音がしてるのは気にしない……ご丁寧にも、船がカメラの前を通り過ぎる時音が大きくなるのです)
 
着陸船が月に到達し、地球から指示が飛びます。

船長「……マジでやるんすか」
 

 ばさあ。

「Yes,she can!」

 この月面着陸自体が、再選を目指すアメリカ大統領の
「黒人を月へ送った大統領!」
 という選挙パフォーマンスなのです。
 
 ちなみに、どう考えてもサラ・ペイリンのパロディな女性大統領ですが、作中で決して名前を呼ばれません。

 ……つまり、設定上サラ・ペイリン「本人」なのかも知れない、ってことですね。パロディですらなくて。
 
 さて、宇宙飛行士2人のうち、ジェームズ・ワシントンは、黒人のファッションモデル。(本作の副主人公)
(……ということは、本職の宇宙飛行士は1人だけだったんですかね。ひどいミッションだな)
 
 ていうかペイリン(仮)さん、現職なのをいいことに選挙キャンペーンに金使いすぎだろ。
 トロピコとかメじゃないじゃん。
 
 ……と思わせて、この月面着陸にはもう一つ目的が。
 

 着陸船から離れて地面を探査している宇宙飛行士。

「こっちにも、ヘリウム3の反応がいっぱいだ」
 
 実は、これはヘリウム3……核融合燃料の探査ミッションを兼ねているのです。
(ジェームズは知らない。というか大統領も知らない)
 
 ……でも、そんなちゃちな金属探知機みたいな道具ですぐわかるもんなら、有人ミッションである必要はないんじゃね?
 
 しかしそこに見てはいかんものが!


 ……ヘリウム3の採掘施設だからって、「ヘリウム3」って大書するか普通、って思うけど、なんかナチスだとやりそうな気もしてしまう不思議。
 
 呆然とする宇宙飛行士にジェームズが、
ジェームズ「おい、こっちで写真撮るんじゃないのか?」
 
 選挙用の宣材ですかね。
 ……しかし、黒人モデルと宇宙飛行士を月面で写真撮らせたって、ヘルメットで顔も見えないしどっちがどっちだか区別付かんのでは?
 
 大丈夫! ちゃんと見分けが付くようになっています!

 黒い宇宙服着てる方が黒人。
 
 これはひどい(誉め言葉)
 
 なお、本作はネット経由で制作費を集めた……つまり低予算な映画です。
(ネット募金は制作費全体の一割くらいだそうですが)
 
 予告編は一見してかなり派手な感じですけど、よく見ていただきたい。

 アメリカの宇宙飛行士が着てる宇宙服、すんげえチープじゃね?
 
 ……まあ、そんな感じです。
 全米が泣いた感動の超大作映画とかのつもりで見てはいけませんよ?
 
 でも、その一方で、月面ナチスの宇宙服はやけにゴテゴテしてますけど。

 これは映画全般にわたってそうで、ナチス月面基地内はレトロフューチャー感満載で私大喜びな雰囲気なのに、地球側はおおよそチープそのものです。
 
 国連の会議室なんて、せいぜい十数人くらいしか出席者がいないんですけど。
 理事国級? と思ったけど、フィンランド北朝鮮もいるしなあ……。
 パンフレットを見ると「博士の異常な愛情」の司令室を意識しているらしいんですが、あれもっと広かった気が……。
 
 意図的な演出なのかも知れないし、手を抜けるところは力の限り手を抜いたのかも知れません。「選択と集中」。
  
 あと、衣装はともかく、月面の重力が地球の1/6しかないことはほぼ考慮されてません。
 月面ナチスの人は地球でも普通に動けるし、月面のアクションシーンは地球と同じ物理法則が働きます。
(冒頭のアメリカ人宇宙飛行士だけ、なんとなく跳ねるように移動しているのが逆に笑える)
 
 色々な映画等のパロディがちりばめられてるらしいんですが、残念なことに私自身が普段あまり映画を見ないので……。
「総統閣下」シリーズで見たあのシーンしかわからなかった。
 
 あの人が死ぬシーンやあの人が死ぬシーン、それからあのヒドい衣装も、きっと何か元ネタがあるんだと思うんですが……。
 ちょっと悔しい。
 
 そういう意味で、ニコニコのコメントとともにわいわい見たらまた楽しいかも知れないな、と思いました。
 
 ストーリーにはおおむね満足。
 終盤からラストにかけての展開に「えっ」ってところもありましたが、あるいはあれがフィンランドの感覚なのかもな、と思います。(後述)
 
 ちなみに、CMを見た時、音声が「ウンターメンシェン(劣等人種)」って言ってるのに、字幕が「奴ら」になってるのが気になってたんですが、上映時の字幕ではちゃんと(……。)翻訳されてました。
 
 あと、このポスターとか、細かいネタがたくさん。

(1932年の大統領選のポスター)
 
(以下ネタバレなので格納)

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プレシデンテ春香のトロピコ建国日記第30回

29回→http://d.hatena.ne.jp/JosephP/20120812

31回→http://d.hatena.ne.jp/JosephP/20121216
 
水着ですよ! 文句あるか!
 
 ……えー、Twitterを始めるきっかけになったのは、小鳥さんの立ち絵を描いている歪氏がTwitterをやっていて、その上こちらの動画を見てるらしいことが判明したからでした。
 
 その前から始めようかどうしようか迷ってはいたんですが。
 SNSって色々不安もあったし。(今もありますけど)
 
 まあ、立ち絵については、今までも服の色を変えたり、頬の紅潮をつけたり消したりしてるのに何を今更、という話ではあります。
 しかし特に今回は、首から上だけ使って下はすげかえ、というアイコラじみたことをするのでさすがに怒られないか気になったのでした。
 
 許可をいただけてよかったです。
 
 しかし、MMDで立ち絵と同じポーズを作ろうとした時、一番難しかったのは指でした。
 何気なく見てるけど、絵を描く時、手の表現ってなるほど微妙なものなのだな、と改めて。

 比べてしまうと色々やっぱりアラがありますよねー……。
 MMDって、そもそも静止画を作るためのツールじゃないですし。
 
 ……それにしても、この水着姿を見て
「小鳥さんはもっと胸が大きいはず」
 とか言ってる男の人って……。
 
 もっと寄せて上げなきゃいかんのか!
 
 ……それはさておき。
 
 Jaimeさんは前回で退官したのに、選挙の話が2話に分割されたおかげで、そのエピソードが軍の解説とともに次回まで持ち越されそうです。
 ううむ。
 
 まあ、更新速度を上げるとか、一話の長さとか重要ですけど。
 それに、長ーい話をまとめて作るより、短いのをアップしてコメントの意見を見ながら作っていくのって楽しいし、その方が喜んでももらえるだろうな、と思います。
 それがニコニコ動画の良さだよなあ、と思います。
 
 今回扱ったのは宗教についてですが、今のところ怒られてないようで良かった。
 
 メキシコのカトリック信者が11月に骸骨祭りをやるのは本当みたいです。
 元はアステカの行事だったものがカトリックと融合した、みたいな。
 
 同じく南米ボリビアにも、11月に先祖の骸骨(本物)を祀る行事があるとか。

 ボリビアでは人の魂は7つあると考えられており、そのうちの1つが死者の頭蓋骨に宿るという言い伝えから…家族を悪運から守ってくれるよう祈るのだそうだ。

http://karapaia.livedoor.biz/archives/52049374.html

 どう考えてもカトリックじゃねえだろ、と思うのですが、 

使われる頭蓋骨は先祖のものがほとんどなのだが、中には墓から盗掘され売買されたものも多くで回っているという。
 
 この為ボリビアカトリック教会では、「先祖とは関係のない他人の墓から盗んだものではご利益にもあやかれない。死者を平和に眠らせるように」と呼びかけているそうだ。

 
ボリビアカトリック教会では、「先祖とは関係のない他人の墓から盗んだものではご利益にもあやかれない。死者を平和に眠らせるように」と呼びかけている
 
 いや、他に言うことないんですか。
 魂が七つあって1つは頭蓋骨に残ってるとか、キリスト教的にどうなの。
 
 まあ、仏教だって、日本とインドとチベットでは全然違いますし。
 そう考えると、世界各国からの寄り合い所帯であるトロピコって、宗教的にも大変だろうなあ、などと妄想してみました。
 
 コメントに曰く、ザビエルが日本に来た時、
「ご先祖様を祀れないのは困る」
 と言われて頭を抱えた……ということだそうですが……。
 
 イエズス会の立場ではそうでも、結局受容されて時間が経つと現地の教えと習合してしまうのであるな、という。
 隠れキリシタンの教えは……あれはもう原形とどめてないですけども。
 
 ……えーと、今回のミス。
 ヨーゼフが銀行について「目的は他にありますが」って言った時に出てくるポスター。
 
 戦時国債のポスターのつもりで出したんですが……。
 実はあんまり関係なかったらしい。
 
 意味がなかったー。
 

Twitterはじめました。

 四苦八苦した末に、ブログ右側にウィジェットとやらを設置してみました。
 
 正直、何を書くかは全然考えてないですが、とにかくモサドに個人情報が漏れるようなことは書かぬよう気をつけます。
 そういうことを書いてたらご指摘ください。

何がZEROなのか。

 ニコニコのプレイヤー、変えたら使いやすくてびっくりしました!
 
 違った、ZEROから原宿に戻したんでした!
 すごい使いやすいですね!
 
 ……ZEROの利点がわからない……。
 新しいものに慣れなきゃ、と思ってしばらく使ってたんですけど……。
 少しずつ改良されてるのもわかるんですよ?
 だから、これからもっとマシになるだろう、と思って我慢してたんです。
 少し前までは、コメントリストの列の幅(「再生時」とか「書き込み日時」とか)を変更できなかったのが、最近できるようになったし。
 まあ、原宿では前からできたけど。
 その前は、コメント入力欄が必ず動画の上だったけれど、設定すれば動画の下に移動できるようになったし。
 まあ、原宿では元から下にあるけど。
 あとは、自動再生をオフにしてる場合でも、動画解説文のリンクから違う動画に飛ぶと自動的に再生が始まるのはなんとかして欲しいなあ……。
 原宿ではちゃんとオフになるけど。
 ニコニコニュースをクリックしたら動画の再生を止めるとか……。
 原宿では止まるけど。
 タグをちゃんと全部表示するとか……。
 原宿では表示されるけど。
 
 ……単に、「原宿」に「ニコる」機能を付け足してくれればいいんじゃないか、という気がしてならんのですが。
(というか、コメントリストをダブルクリックしてそこにジャンプしようとする時、あの機能じゃまなので任意でオフにさせて欲しい)
 
 それでも、またしばらくしたらZEROを試してみようかと思います。
 ニコニコ動画の運営にはがんばって欲しいな、とは思っているので。
 

プレシデンテ春香のトロピコ建国日記第29回_3

28回→http://d.hatena.ne.jp/JosephP/20120604

30回→http://d.hatena.ne.jp/JosephP/20120923
 
 私だって水着の立ち絵にしたいよ!
 
 2度にわたる再アップでご迷惑をおかけしました。
 最初の動画をアップして気づいて消すまでの間に、すでに「水着!」のコメントがついていたので、できることなら再アップするときに水着にしたかったんですが……。
 
 立ち絵が自分で作れれば……うう。
 歪氏の小鳥さんの水着って、ポーズが限られてるんですよう……。
 
 えーと、ちなみに再アップでどこが変わったかは、かなり「間違い探し」レベルのものもあったり。
 
 最初のバージョンは、「Wellcome」なんですけどね……。
 いや……素でスペルを間違って覚えていたという……。
 
 で、2番目にアップしたバージョンだと、本当にくだらないことなんですが、一つ目のアネクドートでブレジネフが「おー!」と言った時、観客が応えて「おー!」って叫びますが、あの声が抜けてたんです。
 正直、今のバージョンを見た人がバージョン2を見ても、違いに気づかないかも、と思います。
 なので、もうこれでOKにしちゃおうか、とも思ったんですが……。
 
 でもやっぱり自分で見てみて、あそこは観客の声が入らないと面白くない、と思ったので再度エンコードし直しました。
 
 ……前のPCだと、エンコード3時間とかかかるんですが、買い換えたら20分でできるようになりましたよ! すげえ!
 
 ご迷惑をおかけしましたが、観客の歓声に触れたコメントもついたので、やっぱり入れて良かったかな、と思っています。
 
 で、再アップの際、若干台詞とか手直しを入れました。
 
 マップ上で小鳥さんと春香のミニキャラがぴょこぴょこしたりするのはその時に入れた演出です。
 動かすの自体はそんなに手間じゃないんですが、いたく好評ですね……。かわいいもんな。 
 
 なお、ドット絵は、「DMF別館 アイコン素材屋(http://deepmoon.sakura.ne.jp/icon/)」様よりお借りしております。 
 
 それにしても……。
 いやあ……バックアップとっといて本当に良かった。
 バックアップ大事ですよ皆さん!
 PCのクラッシュが原因で連載が中断してしまうPって、時々いらっしゃいますし、見てる側も残念だけど、P自身も悔しいだろうな、と思うので……。
 
 大事ですよ! 2回言いました!
 
 あと、道路について解説してくださってる方がいますね。
 大まかに言うと、労働者の行動パターンが、出勤途中で食事をしに行くようになってるので、道路沿いに市場などを作れば道路を利用する、と。
 うーん……そうなのか。
 食事や医療、娯楽等については、満足度が減った時に市場などの施設に向かうものだと思っていたんですが……。
 まあ、今後必要があればまた実験してみるかも知れません。
 
 それと、T4作戦……「灰色のバス」は、ユダヤ人じゃなくて障害者だ、というのは、作っている時点でわかってはいました。
 ただ、ヨーゼフがユダヤ人を「お迎え」に来る乗り物として挙げるものとして他に適当なものを知らなかったので、あのような形に。
 まあ、T4作戦そのものの話をしているわけではありませんし、許してください。
 
 もう一つ思いついたので補足。
 ゲームの秘書官の声(江原さんの声)が、再インストールしたら頻繁に入るようになった話。
 今までがおかしかったわけですが……。
 
 ただ、例えば
「島の建物全てに供給できるだけの、電力がありませんぞ?」
 とか、一部の台詞はちゃんとしゃべるってたので、気づきませんでした……。
 
 ううむ。
 今まで、動画中で秘書官の台詞が少なくて物足りなかった方には申し訳ない。
 
 というか、秘書官の警告がもっと頻繁に入っていたら、動画そのものの方向性が少し変わっていたかも知れませんね……。
 
 まあ、そういう偶然もひとつの運命だと思うことにします。
 
 ともあれ、次回はもっと早くアップしたいですね。
 毎回言ってますけど!