プレシデンテ黒井のトロピコ建国日記
この前に作った本編(第13回後編)はこちら→http://d.hatena.ne.jp/JosephP/20100303
これの続きはこちら→http://d.hatena.ne.jp/JosephP/20100509
本編は、白い春香さんがプレシデンテです。
「戦記」といいつつ戦争物でもないので、実はあまり人死にが出たりブラックなことをやるわけにもいかないんですね。
また、作中でも述べていますが、「トロピコ」は、時間を進めたままコンビニにでも行ってればその間に金が貯まるようなゲームか、というとそうではなく、なんだか気がついたらにっちもさっちもいかなくなっている、ということがしばしばあります。
ただ、その辺の危うさを本編でうまく触れるのは難しかったので「番外編」という形でやってみることにしました。
ちょうどエイプリルフールだったし。
最初は、たとえば真をプレシデンテにして軍事国家の建設を試みるとか考えたのですが、真ファンに怒られそうなのでやめ。
でも、黒井社長なら、ひどい目に遭わせてもみんな文句を言わなさそうな気がしたので、生け贄になってもらいました。
……ただ、セーブデータをロードしてやり直してみてわかったのですが、実際には、あの状況から短時間で財政を破綻させるのは無理でした……。
コーヒーの輸出がちょうど軌道に乗ったタイミングなので、かなり財政に余裕があるのですね。
「マンションをキャンセルすればいい」
というコメントの通りで。
長期的には、病院とか大聖堂とかの福祉施設を充実させすぎて破綻、という可能性は十分あるのですが、それはまだまだ先の話。
こっそり「減税」とかで金を無駄遣いしてしまおうか、とも思ったのですが、それだと今度は暴動とかクーデターでゲームオーバーになる可能性は低くなる気もします。
まあ、春香さんの産業政策がなんだかんだ言って盤石だった、ということでしょうか。
さて、番外編ですが、やっぱりやよいの家は貧乏設定です。
携帯電話がありますが、あれはもちろん職場から貸与されたもの。
(時代的に携帯電話がオーパーツなのには、実は本気で気づかなかった)
足でうどんをこねるのは、実は私はやったことないんですが、安上がりらしいので。
(「非実在幼女うどん」のコメントには笑いました)
やよいが長介に「かつおぶし」と言いかけるのは、
「今度やったらかつおぶしを入れてあげない」
と言おうとしているつもりです。
かすみが「おいしいもやしうどん」と言ってるので、具はもやしオンリーだと思います。
そこにかつおぶしをパラパラとかけるのが高槻家のぜいたく。
チリ陸軍出身の兵士、Jaimeさんのこと。
ゲーム的に考えると、出国した住民をプログラムが記憶しているとはちょっと思えません。
だから、兵士のJaimeさんが戻ってきた……というのは私の錯覚かも知れません。
実際には、警察官か何かに転職しているのを見落としたのかも。
でも、まあ、ドラマチックなので、あえてデータをロードして確認とかはしませんでした。
「バナナで宇宙人と戦う方法」
とかは、なんかCQCの一種だと思われます。
米軍では「毛布で人を殺す5つの方法」とか「塹壕用スコップで」「新聞紙で」とか習うと聞くんですが、真に殺人術を習得させるのは忍びなかったので、あえて使い道のなさそうな技にしました。
……真とJaimeさんが別れを惜しむ場面なので、もっとしんみりした理由が思いつけばその方が良かったんですが思いつきませんでした。
「世界銀行が貸し付けを制限してきました」
のメッセージは、このゲームでも理屈がわからないものの一つ。
ゲーム中では1ドルたりとも貸してくれないのに、給料の制限だけはしてくるとかどういう理屈なの……。
必死で脳内補完した結果が、貴音の言っていた
「建国時に借りた(返済不可能な額の)資金を一定期間ごとに借り換えているのでは」
という理屈なんですが真相は不明。
インターフェイス的には、文字送りを導入してみたのですが、全く誰もコメントで触れなかったので、気づかないほど自然だということなんだと思います。
今、腰痛Pの「黒女王春閣下」を見てるところなんですが*1、やっぱりインターフェイスは迷うところなんだよなー、と思います。
それにしても腰痛P、あれだけ登場人物が多いのに、みんなキャラが立っててほんとにすごいですね……。
私なんか、公式のキャラだけでもいっぱいいっぱいなのに、ブラックろうそんとか愚忍とかまこパパとか副官とか萩原組パパとか会員001号とかみんな生き生きとしていて。
顔グラフィックすらないのに、久しぶりの登場でも、ちゃんとどんな人物だったか苦もなく思い出せるという。
*1:まだ戦争が始まってないあたりなのでネタバレとかしないでね(はぁと)