第13回(前編)

 第12回はこちら。→http://d.hatena.ne.jp/JosephP/20100210/1265808520
 
 第13回(後編)はこちら。→http://d.hatena.ne.jp/JosephP/20100303
 先のオリンピック誘致では、東京は候補地の中で一番国民の熱意が薄い都市だったとか。
 
 一方で、1964年当時の日本人にとって、「東京オリンピック」というのがどれほど大きな出来事であったのか……。
 その熱狂はちょっと想像もつきませんが、動画作りの素材を集めてるうちに、こっちまでその熱狂にあてられてしまったかも知れません。
 
 おかげでまた分割だよ!
 
 ……サザエさんは余計だったかねえ……。
 
 内容的に、テレビの話とかオリンピックの話とか「時空が歪む」の話とか、お話としての伏線回収に終始して、ゲームそのものはあんまり進んでいませんね。
 元々境界の不分明なジャンルとは言え、「架空戦記」から「ノベマス」に偏りつつあるかも知れない……。
 
 でもノベルを書く実力があるわけではないので、気をつけないと。
 
 今回、
 
・アップした直後、タイトルが「第8回前編」になってるのに気付く→修正
・コメントで、動画中の表題が「第12回」になってるのに気付く→「まだ再生数40代だ! コメントも少ないし、直した方がいい!」
・修正版をアップした後で、エコノミー回避になってないのに気付く→「……もうコメントが3ケタになってるし……消すわけにはいかないな……」
・エコノミー回避版を並列してアップした後で、「カラーの人」を「カラー化の人」と誤記していることに気付く→ウボァー
 
 という……なんというか……もう……申し訳ない。
 誤字の少ない動画を目指しているのに、よりによってそこで……。
 
 以前にも書きましたが、ブログ記事と違って、動画は一文字の誤字を修正するにも全部やり直さねばなりません。
 それだけならただ再アップの手間をかければいいだけですが、視聴者にもらったコメントはやり直しがきかないわけで……。
 
 とほほ。
 
 さて、前回、
フルシチョフ好きだな」
 というコメントがありましたが、第12回に登場する場面が多かったのは、1964年でフルシチョフが失脚するからで……。
 残ったネタを使い切る、という感じ。
 
エレバン放送」は「基本的には〜〜ですが……」が特徴的なQ&A形式のジョーク。
 簡潔で好きなジャンルで、過去にも何度か出てきました。
 
ユダヤの祭日」についてですが、実際にはユダヤの祭日になってはいないようです。
 イスラエルには「ホロコースト記念日」というのがありますが、これはアウシュビッツが解放された日で、ヒトラーが死んだ日とは違っています。
(ちなみに、「ホロコースト記念日」はユダヤ暦に基づくので、いつを「今日はアウシュビッツが解放された日だ」と見なすかは、日本とイスラエルでは毎年ずれが生じる)
 
 ただ、このジョーク自体は、「ユダヤ・ジョーク集」
ユダヤ・ジョ?ク集 (講談社+α文庫)
 という、ユダヤ人が書いた(少なくともそういう触れ込みの)本にも載っているので、イスラエルでも語られているようです。
(……ただ、この本の筆者自身は、あまりジョークの語り方が上手くないと思います。
 文化的背景の違う日本人への配慮なのかも知れませんが、語りが長すぎて冗長になっているというか……)
 
 同じジョークがスターリンにもあるんですが、ヒトラーの方が面白いと思います。
 
 ちなみに流れてるBGMは「我らがロンメル」。
 暗殺を怖れるヒトラーの背後でそれが流れる、という皮肉なわけですが。
 
「精神病院」のオチは、コメントにもあるとおり、「我々は看護人で、狂人ではないので」というパターンもあります。
 そしてこれまた、ソ連に舞台を移して、「ソビエト万歳!」というバージョンもあります。
 
 さらに、全く同じジョークが、現代では北朝鮮とかを舞台にして再話されているようです。
 ディストピアは不滅なんですね。
 
「パンキッシュゴシック」がナチっぽい色合いなのは自明でしたが、それ以上に絵理の茶色の制服がマッチしていてびっくり。
 伍長・宣伝相と並んだ時、あんなに違和感がないとは。
 
 ああそうだ、アネクドート用に公式背景の病院を改造した画像、お入り用の方がいたらどうぞ。

 誰もいないだろうけど。