第13回(後編)
第13回(前編)はこちら→http://d.hatena.ne.jp/JosephP/20100227
この後に作った番外編はこちら→http://d.hatena.ne.jp/JosephP/20100508
番外編の後に続く本編第14回はこちら→http://d.hatena.ne.jp/JosephP/20100510
解説コメントにも書きましたが、本来は前後編合わせて一本だったわけで、分割したらバランスが悪いことに。
なのであわてて後編を作りました。
一気に作って同時UP、とかいう発想はないです。
コメントを参考にしながら作ってるし。
(……「北米版」を言い当てられちゃいましたけど。 ……でもあの動画は傑作ですよねー)
「中華キャノン」は、気がつけばもう10年も前の話なんですね。
あの部分の動画は、フリーの物理演算ソフト「Phun」を使って作っています。
最初は、各部分のパーツを画像として動かそうと考えてた(例の「ビーム! ビーム!」の動作とか)んですが、あまりにもめんどくさくてやめ。
Phunすげー。
存在は知ってたけど今回初めてインストールしましたよ。
……しかしね、紙芝居を作ってるPなら、誰しも、できることならキャラクターを動かしたいと思ってる……と思うんです。
そして、ゲーム画面をキャプチャして背景を抜いてみたり、有志制作のモデルを使ってみたりするわけです。
……なのに自分と来たら、最初に動かしたのが先行者……。
Pとして軸がぶれている。
いや、ぶれてるというより単に最初から方向性がおかしい。
“ロシアン・メロドラマ”というのが一体どんなものなのかは、ググってみたけどよくわかりません。
実例が見つかればパロディにしようもあったんですけど。
「2人きりになりたいということ」
というのは、アネクドートの一種なんですが。
コメントにもあるとおり、「国境を開放したらみんな出て行ってしまうから」ということです。
ちょっとわかりにくかったですか。
わかりにくいと言えば、その後に画面外で発言しているのはあずささんと千早。
2人で言い争ってるわけです。
発言者に合わせてフォントの色を変えるとかした方がいいかなあ……。
あずささんのは、「まな板」にせよ「壁」にせよ、よくあるアメリカンジョークの改変です。
「やあジョン、大きなブルドッグだね」
「HAHAHA、これはブルドッグじゃなくて僕のワイフだよ!」
……というやつ。
アメリカンジョークはわかりやすい。
「あなたの政府、あなたの友」
は……またひどくわかりやすい番組名ですよね。
この動画はフィクションであり(以下略)なので、実際のどこかの国の行進とかを持ってくるのはやめました。
庭上げPも、「日本民主主義人民共和国」にあえてモンゴル軍を使ってましたね。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6847016
「わた、プレシデンテ」はちょっとやってみたかった。
元は「私」って言いかけて言い直す、というネタだったはずなのに、すでに「わた春香」とかが語として定着してる気がします。
ここはあえて基本に返って、「わたし」ってタイプしようとして消してやり直す……という形にしました。
……で、あの目玉モニタは、TRPG「PARANOIA」に出てくる「コンピュータ様」なんですよ。
(最後に目玉がくるっと上で回るのは「ののワ」をイメージしたんですが……私の表現力では無理だった)
ZAPの動画のおかげで、「ZAP!」とか「ウルトラバイオレット様」は有名になったけど、パラノイアそれ自体のネタは知らない人も多いのかな。
「BBC」で流れてる曲は、「モンティパイソン」のオープニングとして有名な「自由の鐘」です。
イギリスの曲ではないんですね……。
で、空飛ぶペンギンの話は、モンティパイソンではないし、元は別なBGMが入っていました。
切り貼りしたら曲が不自然になるので、別な曲をかぶせています
おかげでちょっと変な風に聞こえる部分もありますが勘弁してください。
ナレーションだけ残して曲を消す技は私にはないので……。
ゼノやよい……。
あの走るアニメーションを作る(描いたわけじゃなくて、EDアニメが元になってるんですが)のと、先行者のアニメーションを作るのが、今回特に時間がかかった部分ですね……。
バカだ。
「アニメ版など存在しません」は、まあ定番のネタとして。
ゼノグラシアのファンがいたら済みません、他意はありません。
……すでにコメントでも出てますが、あれ、「アイドルマスターのアニメ化」として考えると噴飯ものですが、架空戦記動画として考えればものすごい出来なんじゃないかな、と思います。
原作破壊だと言われますけど、そういう意味では春閣下を始め架空戦記……というかノベマス全体がわりとそうです。
その中でもあの作品は、絵は立ち絵じゃなくて全編描き起こしのアニメーションだし、台詞もメッセージウインドウじゃなくて声優が当ててるし、SEもBGMも入ってるしストーリーも色々アレだとは言え完成されたものだし……それを30分の長さで毎週作ったわけですよ。
もしもあれがニコニコで「im@s架空戦記」タグをつけて公開されてたら、Pは神扱い。
テレビ放送で見る限りは、ニコニコと一緒で無料ですし。
(もちろん作る側は、ニコニコじゃ商売にならないでしょうけど)
タグに「プロの犯行」とかつくのが予想されますね。
……プロの犯行だったんですね、いろんな意味で。
プロの犯行と言えば「Go! Go! 選挙」も大概ですが。
えーっと、
「ことりさんのこどもちゃんねる(仮題)」ですが。
「ここは本編だったのかw」
……えっ?
……トロピコの話をしてるんだから……本……編……じゃないの?
すみません、自分で「本編」がなんだかわからなくなってきました。
「漢字だったので」のアネクドート……今見ると感慨深いものがありますが。
もっと微妙なネタがありまして。
Q:全世界を飢餓が覆うのはいつのことか?
A:中国人がナイフとフォークで食事をし始めた時。
………………。
「フルシチョフの引き下ろし」のジョーク、写真が誰か、という質問がありましたが、右から順に
・レーニン
・フルシチョフ
・ブレジネフ
・コスイギン
・ポドゴルヌイ
です。
最後3人が、いわゆる「トロイカ体制」の人たち。
……1964年の話ならミコヤンであるべきかも知れませんがまあそれはそれとして。
ブレジネフの眉毛が濃すぎる、という話があるんですが……本当にそうですね。
でも、カラー画像を探すと大体あんな感じで。
私が書き足してるわけではないんです。
ところで話は変わるんですが、さっきWikipediaを見たら、ゲッベルスの項が前に見た時よりおそろしく充実していました。
まあ、Wikipediaというのは本質的に徐々に充実していくものですよね。
……古い版では文中で「ゲッベルス」と呼ばれてたはずなのに、今は「ヨーゼフ」になってるのも気になりますけど。