【第二次嘘m@s】春香さんが医者になるようです。【クリックメディック】


 
 普段とはだいぶ違う雰囲気のゲーム。
 そこはかとなくメッセージウインドウを変えて、字体も丸っこくしてみました。
(ウインドウ色は青じゃない方がよかったかも知れない)
 
 それと、メッセージを文字送りにしてみたのですよ。
 演出としては、文字送りの方が自由度が高いなあ。
 
 また恐ろしく古いゲームを持って来たわけですが、昔から中古PSゲームを漁るのが好きで。
 ……積みゲーになってるのもかなりあるけど。
 
 序盤の演出は、作ってる途中に見た動画講座の影響をモロに受けてます。
 千早と春香が事務所で会話するシーンのカメラワークとか、がんばったよ!
 
 でも、作るのに思った以上に時間がかかる……。
 
 リンゴが潰れるシーンとかは原作にありませんが、
「医師の体に負担がかかるので、一日一回しか治療できない」
 というのは実際の設定です。
 
 たぶん、安全性にかなり目をつぶって実用化したんだろうと思います。
 「資料室」にある新聞の切り抜きに、発生初期の段階で「死者200万人」とかあるので、2010年前後は、ほとんど「人類vsバクルス」の戦争に近い状況だったはずです。
 バクルス治療技術を開発するためなら、なりふり構ってられなかったでしょう。
 
 プレイした時は、あんな大規模な設備があるのにベッド数が6で、一日一人しか診察しない病院ってどんだけ高コストだよ、とか思いましたが、よく考えると、スタッフを3人丸一日拘束する、という程度なら、外科手術ではそう珍しくないのかも知れませんね。
 
「驚異の小宇宙・人体」のBGMは素晴らしい。
 素晴らしすぎて、序盤が無駄にかっこよくなって困ったものです。
 
 その雰囲気を最後まで貫ければすごかったかも知れないけど、貫くどころかとうとう「痴早」タグを付けられてしまいました。
 
 だがちょっと待って欲しい。
 
 千早が一体何をしたというのだろうか?
 
 実際にやったのは、寝ているやよいの額の汗を拭いて、ついでに口元のよだれもぬぐってやっただけ(ハアハアしながらだけど)。
 いいお姉さんじゃないか。
(ハンカチが感染源、というコメントには、なるほどなー、と思いました。
 ゲームでは、病気の種類ごとにバクルスの種類も違うので、私としてはそういう発想はなかったので)
 
 やよいの手紙に書いてある通り、やよいはそれで目が覚めてしまった(でも恥ずかしいので寝てるふりをしてたのです)のに、特におかしなことをされたとは思ってないわけで。
(やよいの字にしてはきれいすぎる、というのは……そ、そうか……)
 
 ……私の脳内では千早ってこういう解釈なんだけど……。
 っていうかそういうものだと思っていたら、
「しまった! これはヨーゼフPの千早だ!」
 とか書かれました。
 
 あれ?
 
 そりゃまあ、「アイドルマスター」本編とはキャラが違いますけど……。
 
 でも、本編千早も、生真面目というか努力の方向音痴というか……自分に
「これは正しい行動なのよ千早」
 と言い聞かせて、それを自分で信じてしまう人のような気がします。
 
 だから、「やよい好きだー!」と「いえ、看護師の務めを果たさなければ」の間で葛藤しつつ、一生懸命自分に言い訳する千早、というのは、自分ではそれらしいと思うんだけど。むむ。
 
 ともあれ、「トロピコ」の方の千早も、何も考えずに行動してるからひどいのではなくて、本人なりに真面目に考えて行動してるのにやっぱりひどいのだ、とご理解いただければと思います。
 
 さて、実際の「クリックメディック」では、医者である父親が「トライポッド脳症」で死に、後を継いだ主人公がVBドクターとしてバクルスと戦う……という設定になっています。
 
 そして看護婦(1999年にはまだそう呼ばれていた)の葉山美咲が同じ病気で倒れる、というイベントも本当にあるのですが、実際にそれが起きるのは、VBランクが最高まで上がってからなので、動画の展開はちょっと早すぎです。
 っていうか、そんなに早くそのイベントが起きたら、絶対トライポッドには勝てない……。
 
 最初は、一人目の患者は美希で、二人目の患者がやよい……という流れだったのですが、これまた長くなりすぎたのでばっさりカット。
 注射のシーンとか実験室とかも録画したんですがカットカット。
 
 春香さんたちが歳を取らないのは、とにかくそういうものだとお考えいただければ。
 
 この作品で、嘘文書を作る楽しさに目覚めました。
 ちなみに、序盤で出てくる「バクルス感染症に関するお知らせ」の下の方についてる(半分見切れてる)のは厚労省のマークですよ。誰も指摘してくれないから書くけど。
 
 ……ところで、この動画を投稿して以来、クリックメディックが値下がりしていくんですが。 
「今見たら10円だったんだがw」
「8円」 
 
 で、昨日見たら6円で、今見たらとうとう1円になってた。
 
 偶然かな? とも思いますが、こんなハイペースで値下がりしていくものなら、2010年になるずっと以前に1円になっていたはずで、やっぱり何か関連があるんじゃ? と思わずにいられません。
 
 でも、安い方から売れて、結果的に値上がりしていくならわかるけど、値下がりって……。
 どういう理屈なの……?

 経済問題に疎い私にはわからないです……。